こんばんは。最近はピーターズバンデッドスキンクの日記が主だったのですが、今日は久しぶりにヒョウモントカゲモドキのおはなしです。
でも嬉しくないことに、内容が「吐き戻し」・・・。
発端は先日のご飯デー。
先日、うちのヒョウモントカゲモドキたちのご飯日だったんです。
最近はちょっと前までは活デュビアがメイン食だったのですが、今は冷凍コオロギをあげています。
デュビアは、私が繁殖と餌としての利用する量の配分をミスって全滅寸前なので・・・ちょっと立て直しを画策しています。
それはさておき、冷凍コオロギはその名の通リカチコチに凍っていますので、解凍してからレオパたちにあげるのですが・・・
今回おそらく2つの要因が重なって、うちにいるレオパの「からし」が、初めて吐き戻しをしてしまいました・・・。本当に申し訳ないことをした。
冷凍コオロギの解凍は絶対横着しちゃダメ。
冷凍コオロギの解凍に「レンジ」を使ってしまった。
その日、ちょっと時間を短縮したかったという私の勝手な都合で、いつもは自然解凍しているコオロギをレンジでチンしてしまったのです・・・。
多分これが本当にダメだったんだと思います。今までうちのレオパたちは誰も吐き戻ししたことがなかったので・・・。
よくあるレンジの「解凍モード」でおよそ2分。
チンし終わったときに部屋中にコオロギのなんともいえない匂いが漂ったので、これで解凍はきちんとできていると思ったのですが、解凍を通り越して身に火が通ってしまったのがいけなかったのではないかと考えています。
全部のコオロギではないですが、レンチンし終わった1匹のコオロギの中身が、なんというか少しはみ出て、卵の白身のように白く固まって見えたのです。
レオパに温かい状態のコオロギを与えるのは良くないと思って、冷ましてから与えましたので、いつものコオロギと違うところといえばやはり「身が加熱されている」ことしか思い当たりません。
レンチンした冷凍コオロギを与えたら、様子がいつもと違った。
そのときは、まだこのコオロギが「レオパにとって良くないもの」と気づくことなく、いつもどおり給餌してしまいました。
レオパのからし、しょうが、はんぺんにの3匹に・・・。
様子がいつもと違う、と気づいたのは、3匹にコオロギを食べさせて少し経ってから。
はんぺんはあまりいつもと違う素振りは見せませんでしたが、1匹食べ終えても次のコオロギを欲しがりませんでした。いつもはとっても食欲旺盛なのに。
からしとしょうがは、どちらもコオロギを食べた後に上を向いていて、食べたものの嚥下を促そうとしているような動きをしていました。
からしは、お腹がいっぱいになったときに見せる「体をくねらせる」動きをしていたので、やはり何か飲み込みにくかったような印象を受けたのです。
その行動を見た瞬間、やっと私が「これはまずい・・・」と思い、給餌を止めたのです。
ふと聞こえた「コン」という音で吐き戻しに気づく。
「横着してレンジなんか使わんかったら良かった・・・」と後悔しても後の祭り・・・。
そしてなんとも言えない焦燥感と申し訳無さ。
注意してレオパたちの方に意識を向けつつ、あまりじろじろ見すぎないように様子見に徹していました。
そして、ふと目を離していたときに聞こえた「コン」という音。
「何事?」と思いからしのケージの方を見てみると、なんと、給餌したときとそっくりそのままの原型をとどめたコオロギが、転がっていました。
ほんの少し、表面が湿ったような見た目をしていました。そして傍らにはからしの姿・・・。
吐き戻した瞬間は見ていませんでしたが、間違いなく、今、からしが吐き戻したんだ、とわかりました。
「コン」という音は、おそらく吐き戻されたコオロギがケージの側面にあたったときの音ではないかと思います。隅っこで吐き戻ししていたので・・・。
静かな室内とはいえ音が聞こえたということは、結構勢いよく吐き戻したのかもしれません。しんどかっただろうに、ふがいない飼い主でごめん。
幸い、吐き戻し後はけろっとしている。
爬虫類の吐き戻し=体力を著しく消耗する という印象があるので、このままからしが衰弱して回復しなかったらどうしよう・・・と本当に心配しました。
心配だからといってペタペタ触っても余計なストレスを与えるだけですので、とりあえずお水はきちんと配置して見守ることに。
さすがに吐き戻し直後はシェルターの中で眠っていましたが、今現在は、ありがたいことにいつもどおりの様子を見せてくれています。
私を見かけると、給餌のときにご飯を狙うような目つきと構える動作に入るので、幸い食欲も失ってはいないようです。
【まとめ】今回レオパのからしが吐き戻しした原因
冷凍コオロギの解凍にレンジを使い、解凍具合をミスしたこと。
これは先程記載しました通リ、人間側の都合で冷凍コオロギの解凍にレンジを使い、しかも温め加減をミスしてしまった、というところです・・・。
冷凍コオロギ解凍にレンジを使うことがダメというか、適切な解凍具合に設定できない人間はレンジを使うべからず、ということですね。
レオパにとって食べやすい解凍具合にできる方は、レンジを使っても何ら問題ないと思うのです。
暖突を撤去した次の日から、冷え込むようになった。
5月半ば、初夏の風情が感じられるようになり、気温もかなり上がってきていました。
5月上旬まではコートが無いと心もとなかったのですが、あれば荷物になる、というくらいに。
それで、あまり暑くなり過ぎても怖いので、からしのケージの暖突を切っていたのです。
それなのに、暖突を切った次の日頃から、せっかく暖かくなってきたのにまた冷え込むようになったのです・・・。
とくに朝晩は人間でも毛布が無いとちょっと風邪を引いてしまいそう、という寒さでした。
そこでからしの暖突を切っていたことにすぐ気づかず、出勤してしまったことも吐き戻しの原因だと思うのです。
レオパたちは、ご飯を食べ終わったら温かいところで自ら体やお腹を温めて消化を促しますよね。
なのに、そのときは冷えるのに暖突が切られているわ、いつもより飲み込みにくいコオロギを与えられるわで、からしにとって非常に迷惑な環境だったに違いないのです・・・。
吐き戻しに気づいてからすぐに暖突を再稼働したところ、からしが自分の好みのタイミングで暖突下で体を温めているところを目撃しました。
吐き戻し後も思ったより元気そうなのも、すぐにケージ内に暖かい場所を作ることができたのが功を奏したのかもしれません・・・。そうであってほしい。
吐き戻し後のご飯は、消化の良さそうなものを食べさせる予定です。
見た感じいつもどおりとはいえ、やっぱりそれなりの大きさのコオロギを吐き戻した後なので、次のご飯は消化の良さそうなものを与えるつもりです。
また同じコオロギはちょっと不安なので、レオパゲルを食べてもらう予定です。
なんとなく、明らかな個体、というコオロギより、ゲル状のレオパゲルのほうが人間で言うおかゆに近くて良いのではないかな・・・と。
明日、チャームさんから床材とともにレオパゲルが届きますので、様子をみつつ、ちょっとずつ、食べてもらおうと思います。
それにしてもチャームさん、コロナの影響で注文が殺到しているだろうに、迅速に発送手配をしてくださってありがたい限りです。
それでは、今回はこのあたりで終わりたいと思います。ありがとうございました。