ピーターズバンデッドスキンクの床材を考えるにあたって。

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うちのピーターズバンデッドスキンクの床材、なんか「コレジャナイ」感

こんにちは。先日ピーターズのケージのお掃除をしたときに、心機一転、床材をがっつり変えてみました。

現状、「ピーターズバンデッドスキンク=サハラナミダメスナトカゲは、”サハラ”と名がついているものの、さらっさらの砂で乾燥した環境ではなく、ある程度湿度を保つと良い」と良く言われているので、試しにしっとりしやすいであろう腐葉土を入れてみたんですが・・・

まーーこれが似合わない!

ピーターズって、黄色い(黒いバンドもあるけど)体色ですから、黒くてもくもくした土の上にいるととっても違和感。すごく目立つのです。

良かれと思って、大量に腐葉土を購入してしまったのですが・・・これは別の機会に使うこととします。

であれば、ピーターズバンデッドスキンクに適した床材はどう選んだら良いものか・・・。

海外の飼育者さんの写真を見てみると、サラサラした砂だけの砂漠というより、ちょっと岩がゴロゴロしてたり、乾燥地帯に生えてる植物を入れていたりしますよね。

やっぱりあんな感じが良いのかな。

以前、色々なサイトをめぐって「ピーターズバンデッドスキンクの生息地は(おそらく)サヘル地帯」という結論に至りましたので、改めてサヘル地帯の土壌というか、土について調べてみることにしました。

ピーターズバンデッドスキンクの生息地(故郷)、サヘル地帯復活募金をしました。
ピーターズバンデッドスキンクの生息地って? ピーターズバンデッドスキンクの生息地。 おそらく殆どの方が既にご存知の通り、西アフリカにある国々です。トーゴ、ガーナなどが含まれます ちなみに、うちの...

やっぱり頼りになる、先生方の論文。

サヘル地帯の土壌って、どんなもの?

サヘルについて調べると言っても、自分でいくらグーグルマップやグーグルアースを眺めても、ざっくり「ここ緑だな」「あ、ここは茶色か」くらいの判断しかつきません。

ここはやはり、アフリカやサヘルのことを専門としておられる先生の論文を読むことが一番だと思いました。

この地域の土壌には砂が多く含まれており、粒子の細かい粘土が少ない。

引用元:大山,修一.「西アフリカ・サヘルにおける都市ごみと家畜を使った砂漠化問題の解決」 .東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 [編]『Field+:フィールドプラス:世界を感応する雑誌』.2015-7-10,no.14,p.20-21

こちらの記事からは、まずサヘル地帯の土壌は主に「砂」であるということがわかります。

私の選択した黒々、もくもく、枝葉の交じる腐葉土は、明らかにピーターズバンデッドスキンクの故郷の土壌とは似ても似つかぬ、ということです。

ちなみにこの記事、カラーでサヘル地帯の写真も見ることができて、とっても西アフリカのイメージがしやすいです。

アフリカ生まれのワイルドトカゲも鷲づかみに慣れてしまった。

土壌を知りたければ農業のことを調べるべし。

サヘル地帯の土壌成分は「砂」が主だということがわかったところですが、砂と言っても色々ありますよね。

ということで、もう少し土壌について詳しく解説されている文献を探してみますと、ありました。

サヘル地域では概ね、粘土質のラテライトからなる高台と、傾斜地や台地に見られるアリディソルとアルフィソルの中間型の砂質土が多く、窪地や氾濫原ではアルフィソルやバーティソルなどの比較的肥沃な粘質土が見られる。

引用元:緑資源公団.「サヘル地域砂漠化防止対策技術集 : 6.農業技術マニュアル」 .『緑資源機構マニュアル』.2001-03-01,p.61

こちらは、サヘル地帯での農業マニュアルからの引用です。

そう、土と言えば農業!

「ピーターズバンデッドスキンク 床材」と調べてもうまく求めている情報にたどり着くことができませんでしたが、農業というポイントから土を調べると、たくさん情報が出てくるんですね。

ただ、やはり農業のためのマニュアルですから、そこはしっかりと念頭に置きつつ。

しかしこの農業マニュアル、最初からしっかり読むとサヘルを取り巻く状況であったり、どんな地域であるとか、何が育つかとか、サヘルの中でも細分化された地理的な特徴についてすごく勉強になります。

ところで。

「ラテライト」「アリディソル」「アルフィソル」「バーティソル」・・・

すごい専門用語的な土壌の名前については、是非とも上記の農業マニュアル60ページを実際にご覧になって下さい。

アフリカ大陸各地の土壌が地図付きで分かりやすく掲載されていますし、それぞれが一体どんな土壌なのか?という解説も読むことができます。

やっぱり写真でどんな土壌か見てみたい、そんなときは。

さて、ここまででぼんやりと成分的なことは理解できても、実際どんな砂・土を買えば良いのかがわからない・・・ので、それぞれの土壌がどんな見た目なのか、やっぱり写真で確認したいところです。

「土壌の世界」(国立科学博物館)

こちらの国立科学博物館のページで、写真付きで各土壌の解説を見ることができました!

取り扱われている国がフィリピンなので、サヘル地帯と全く同じではないと思いますが・・・それでも、全く何も視覚的資料が無いより、すごくイメージがしやすいです。

サヘルの土壌と見た目はある程度わかった。あとは・・・。

こうして様々な資料に助けてもらい、サヘル地帯の土壌や、(国は違うものの)ざっくりとした見た目はわかりました。

ただ、これはピーターズバンデッドスキンクの床材を考える上で調べてきたこと。

最終的には、日本で手に入る床材で、一体どの製品が各土壌に合致した、又は近いものなのか?今度はそちらを考えていかなければなりませんね。

土壌の定義について調べてみると、「サラサラしてる」とか「赤い」とかざっくりしたものではなくて、「○○の成分が含まれている」「○○の値が高い・低い」などなど・・・突き詰めていくとすごく難しい話になりそうですので、そこまで追求するのはちょっと難しそう。

とりあえず根を詰めすぎると挫折すること間違いなしなので、「極力、故郷の土に似たものを選ぶことができたら良いな」というゆるめの意気込みでやっていきたいと思います!

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